MOEN GEC434が店頭に売っていた
Webでしか見たことなかったから、実物を手に取るのは初めて。
[rakuten:ikebe:966569:detail]
製品の特徴をおさらいしておくと、
- 4LOOPチャンネル装備のプログラム可能なスイッチャー。
- ただし、同時使用は3chまで。注意。
- 各ループはトゥルー・バイパス(ラッチングリレー方式)。
- チャンネルの接続順を変えることが可能。
- 一番の目玉機能なのではないかと思いつつ、安いだけで需要はあるからさして重要でもないのかな、と考えたりもする。いずれにしても、面白い機能だと思う。
- MUTE機能付き。ミュートすると、独立TUNER OUTから信号が出る。
これだけ機能が付いているのになんだか安い、というルーパー。
簡単に感想。
- 薄い。Noah'sarkのPTBSシリーズやPECシリーズに比べると、半分ぐらいの薄さで、幅広さ(奥行き・幅共に)が増した感じ。
- エフェクターを正面から見たとき、左からCH4、CH3、CH2、CH1、チューナーアウト、アウトプット、インプット、電源(DC9V……だったかな?)の順。
- 作りとしてはとても自然だけど、ユーザビリティの観点からはなんともいえない位置にIN/OUTが……。うーん、慣れればいいのだろうか。
- BOOSTはとりあえず、実戦でも使えそうなレベル。
- 強いてあげるとすれば、BOSS SD-1を使ったときの感じに似てる気がする。
これだけ安価なら即戦力になるのではないだろうか。接続順変更、って面白いね。実戦向けの機能もさることながら、こういう「遊び」ができるスイッチャーは貴重なんじゃないだろうか。スイッチングシステムやルーパーって、多機能・高性能なものが多いけど、ハイエンド機種だって、なかなか遊びがないものね。そういう「いろんな遊び方ができる」という意味では、BOSS LS-2の拡大版のような印象を受ける。
- 出版社/メーカー: BOSS(ボス)
- メディア: エレクトロニクス
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店頭に出てきた、ってことは、それだけ出回っている証拠と見ていいだろう。なかなか使えるアイテムだと思うので、見かけたら是非試してみるといいかも。ただ、スイッチャーの類っていうのは、使っていく中でいろんな問題点が出てくるものだから、試奏でわかることなんてこれっぽっちもなかったりする。難しいな。
*1:ただ、「バッファ的な使い方」としてはちょっとなぁ、と思う。MXR micro ampの様な、中域に寄った色づけにはならないので注意。