イニストラード身内ブースタードラフト第1回

2人も箱買いした阿呆がいるのでとりあえずやってみた。今回はピック表を用意できなかったので参加者紹介と結果のみ。あと自分のデッキを振り返ってみる。
【参加者一覧】

  • kitada_bot
    • 箱買いした人その1。シールドと店のドラフト大会で瞬唱ちゃんを既に2枚持っているアレな方。リミテでの開封パックボム率が異常に高く、レアゲー野郎として有名。ただし「自分で購入したパックを使うとカスレア祭りになる」というジンクスを持っており、今回のパックのカスレア率がどうなるかに注目が集まっている。
  • kukukuwakame
    • 箱買いした人その2。今日のブードラが始まる前に朝っぱらから自分で買った18パックで身内シールド戦を行ってきたMtG漬けの一日を過ごす男。リミテでは初志貫徹できずに右往左往する癖があるが、逆に言えば臨機応変に対応できる柔軟性を持ったナイスガイである。知識量は随一だが、あえてまっさらな状態でブードラに臨む。
  • nucoca
    • 紅一点だが「キチ○イ」「コミュ障」を自称する奇特(危篤)な方。新しいエキスパンションということでどうなるか全く分からない状態。何が分からないのかと言えば、「萌えポイント」をどこにおくか、ということである。SOMブロックはマイアに傾倒し、M12はペンタバイトに頬を染めた彼女の萌えポイントはどこに落ち着くのか注目である。
  • SK(仮名)
    • こちらはボムスルーに定評のあるナイスガイ。「なんでこれが回ってくるんだ!」と周りがいくらはしゃいでいても本人は至ってクール。今回は両面カードのピックがモロバレになるという公式の素敵な裁定が出たが、彼が両面カードを無言でピックしたときはフェイクなのか本気なのかわからないのでみんなだまされればいいんじゃないかな。
  • tokeimawari
    • 箱買いした人その3。ゆっくり楽しみたいという意見から開封順を他の人に譲ったため、買って10日も経つのに1パックも剥いていないという生殺し状態に。店舗大会でのシールドやブースタードラフトといったリミテッドの成績が頗る良いのだが、この身内となると成績の波が激しくそこまで安定した成績を残せていない。それだけこの面子の力量が切迫しているということなのだろうか。

基本は以上5人でお送りします。欠席や追加も有り得ますが、そのときはそのときで書きます。


【対戦結果】

  • 1位:tokeimawari(4−0)緑白
    • 最近の調子の良さを持続して全勝優勝。緑が独占色となり、ヤバ目な両面カードをカットされてもなおへこたれない人間ビートが完成した。クリーチャーは小粒だが展開力があり、2体の《小村の隊長》や2体の《ガツタフの羊飼い》が序盤から攻め立てる。装備品も《審問官のフレイル》《アヴァシンの仮面》《肉屋の包丁》とヤバ目なものばかり集まっており、中盤も装備品のおかげで失速しないし、そもそも装備品自体が変身と好相性なのだ。たとえば、《羊飼い》登場→《仮面》《包丁》装備→《羊飼い》変身→《フレイル》装備→で威嚇持ちが14点。相手瞬殺。ありえーん。
  • 2位:kitada_bot(3−1)青赤タッチ《ケッシグの狼の地》
    • レアゲーはじまた! なぜか2体いる《嵐霊》と各種フラッシュバックスペル(《熟慮》《轟く激震》《霊炎》《捨て身の狂乱》等)、そして彼の資産としては3枚目となる《瞬唱の魔道士》でスペルを使い回す半ばコントロール寄りのデッキ。《月鷺》《カラスの群れ》といった中〜大型飛行フライヤーを、各種火力やドロースペルでサポートする戦術である。《瞬唱〜》は時に《硫黄の流弾》となり、時に軽くなった《轟く激震》となる。各種レアが重めで苦労する部分はあったが、序盤さえしのげばよいというデッキにはなっていた。なお、変身できずにチャンプして死んで行く《秘密を掘り下げる者》には全米が号泣した。
  • 3位:SK(仮名)(2−2)赤青タッチ白
    • こちらは赤寄りのデッキ。《血に狂った新生児》《自堕落な後継者》あたりを火力やバウンスでサポートしてビートするデッキである。その割には《荘園のガーゴイル》が2枚入っていたりとか、墓地をリソースに要求するクリーチャーやスペルを活用したりとか、時に固く、時にトリッキーな動きもする奇妙なデッキ。基本的にクリーチャーが大きいので、序盤を凌いでも後続が重いので、後半戦になるほど有利ではある。ただ、リソースの使い方が非常に難しく、ライフ1点まで削られても逆転したり、逆にあと1点が削れずに敗北したりというマッチがあったり、かなりのじゃじゃ馬になったようだ。あと1点って、《霊炎》があれば勝てる状態なんだけどなぁ。
  • 4位:kukukuwakame(1−3)黒白
    • 白と黒の除去と中軽量ビートを組み合わせた黒白デッキ。割と両面カードで早めに色が割れるというアレな状態になりつつも、序盤から中盤まではテンポアドバンテージを取りやすいデッキだった。今日は土地事故が多く、手札は黒いのに《平地》フラッドになるとか、手札は白いのに《沼》フラッドで「ダブルシンボルの白が出ねぇ!」と叫びだすとか、割と運に見放されたマッチが多かった模様。《修道院の若者》2枚や《金切り声のコウモリ》を両面エースをはじめとして、それなりのクリーチャーが揃っていたのに、ねぇ。白のダブルシンボル・クリーチャーは強力で、《礼拝堂の霊》《悪鬼の狩人》あたりが早期に展開できるマッチは優勢だった。彼は誰に負けた訳ではない、マリガンに負けたのだ。ぬるキープ、ダメ、ゼッタイ。
  • 5位:nucoca(0−4)白タッチ黒青
    • 2色目が決まらずにどっち付かずのピックをしてしまったが、唯一確保できた白い優良クリーチャーを起点とした「出して、殴る」デッキ。敗因はコンバットトリックや除去の少なさであり、それもタッチ色に依存しているため、引きが悪いと色が噛み合わず手札で腐る。なお、緑の《似通った生命》が2枚流れてきたため、「何かできるんじゃないか?」とか思ったりしたけど結局悪用法が思いつかなかったようだ。2枚流れることも滅多に無いけど、リミテッドでは悪用できることも滅多に無いのである。一応、《スカースタグの高僧》やら《霊廟の護衛》やらと組み合わせたら祭になってただろう。でも、やっぱり仕事をさせてもらえない高僧さんであった。ほぼニート。もしくはパラサイト。



【ピック表の代わり:優勝者デッキリスト

  • 土地 16
    • 9 《森》
    • 7 《平地》
  • クリーチャー 15
    • 1 《アヴァシンの巡礼者》
    • 1 《宿命の旅人》
    • 1 《教区の勇者》
    • 2 《ガツタフの羊飼い》
    • 2 《小村の隊長》
    • 1 《暗茂みの狼》
    • 1 《エストワルドの村人》
    • 1 《上座の聖戦士》
    • 1 《森林の捜索者》
    • 1 《霊廰の護衛》
    • 1 《ウルヴェンワルドの神秘家》
    • 1 《電位式巨大戦車》
    • 1 《絞首台の守部》
  • その他 9
    • 1 《審問官のフレイル》
    • 1 《アヴァシンの仮面》
    • 1 《継ぎ当ての翼》
    • 1 《肉屋の包丁》
    • 2 《捕食》
    • 1 《月霧》
    • 1 《叱責》
    • 1 《茨潰し》