イニストラード プレリリースイベント

参加してきました。こちらはスイス2回戦なので軽い気持ちでふらっと遊びに行く感じで。果たして新メカニズム「変身」「陰鬱」の頻度やいかに・・・?


開封カードプール内容】
レアは下記の通り。

  • 《弱者の師》3マナ2/2。パワー2以下のクリーチャーがコントロール下で場に出たときに1マナで1ドロー。ウィニーの息切れ防止に役立つクリーチャー。
  • 《荒れ野の本質》(神話レア)6マナ6/6。以後のクリーチャーはこいつのコピーになるというよくわからないクリーチャー。
  • 《黴墓の大怪物》7マナ8/8。PIG時にこいつを追放すると、墓地から2体無作為にリアニメイト。まあ、任意だったら強すぎるけどさ。
  • 《冒涜の行動》9マナソーサリー。全てのクリーチャーに13点。赤ラスゴ。戦場のクリーチャー1体につき1マナ安くなる。
  • 《研究室の偏執狂》3マナ2/2。ライブラリーが空のときにカードを引くと勝利という、敗北条件を勝利条件に変えるクリーチャー。使いづらすぎ。
  • 《ネフェリアの溺墓》レア土地。1UBタップで対象のプレイヤーのライブラリートップを3枚墓地へ送るという土地版《石臼》。

続いて、各色のカードプールをチェック。

  • 白:クリーチャー数が多く、《弱者の師》とも相性のいい人間やスピリットが多い。除去も一応1枚は確保。主力はこの色か。
  • 青:生物が圧倒的に少なく、全体のカードも弱め。《雲散霧消》とドローカード程度しか目を見張る物がない。補色としてもイマイチ。
  • 黒:本当にクリーチャーが少ない。除去は2枚あるものの、ダブルシンボルだったりして使いづらい。
  • 赤:環境唯一の優良火力・《硫黄の流弾》があるので使いたいが、微妙なスペルのオンパレード。ただ、上の《冒涜の行動》は使ってもいいかもしれない。タッチで使うか?
  • 緑:レアこそ2枚あるものの、他のクリーチャーは到達持ち、3マナ2/3変身、6マナ6/6と微妙な感じ。1マナ土地サーチがあるので、3色をやるなら2色目に入れてもいい。

さんざん迷った挙句、できたのは下記のようなデッキ。

  • 土地 16
    • 8《平地》
    • 6《森》
    • 1《山》
    • 1《ゆらめく岩屋》
  • クリーチャー 17
    • 1《無私の聖戦士》
    • 2《宿命の旅人》
    • 2《物騒な群衆》
    • 1《銀筋毛の狐》
    • 1《幽体の乗り手》
    • 2《上座の聖戦士》
    • 1《弱者の師》
    • 1《村の鐘鳴らし》
    • 1《礼拝堂の霊》
    • 1《エストワルドの村人》/《エストワルドの吠え群れ》
    • 1《絞首台の守部》
    • 1《ソンバーワルドの蜘蛛》
    • 1《荒れ野の本質》
    • 1《黴墓の大怪物》
  • その他 7
    • 1《隊商の夜番》
    • 1《叱責》
    • 1《硫黄の流弾》
    • 1《冒涜の行動》
    • 1《継ぎ当ての翼》
    • 1《旅行者の護符》
    • 1《審問官のフレイル》

白を貴重に緑のファッティ一部と赤の除去2枚をタッチしたウィニー寄りのデッキ。とりあえず《弱者の師》か《荒れ野の本質》さえ出てしまえば以後のクリーチャーにも光明が差すはずのデッキ。


【対戦結果】

  • 第1ラウンド:VS白黒ビート ×○○
    • 1戦目:序盤は攻め立てるも、相手のクリーチャーの質が良く、またピンポイント除去もあり。《脳ゾウムシ》で手札を空にされた状態では、相手の《継ぎ当ての翼》付きゾンビを止めるすべはなかった。負け。
      • 相手が白なので《幽体の乗り手》がただの熊に成り下がっていたので《銀毛筋の狐》2枚目にチェンジしつつ、飛行も少ないので《果樹園の霊魂》でアンブロッカブル枠を変更。代わりにスピード的に《村の鐘鳴らし》はOUT。
    • 2戦目:《弱者の師》が早めに降臨、アドバンテージを稼ぎ始める。相手も展開を早めたところで丁寧にアドバンテージをとりながら《物騒な群衆》を育てる。後半に《荒れ野の本質》からのクリーチャー連打で勝負あり。
    • 3戦目:序盤は相手に展開を許すも、劣勢からの《冒涜の行動》→《黴墓の大怪物》PIGでアドバンテージを稼ぎ、《荒れ野の本質》が降臨するというレアゲーで勝利。
  • 第2ラウンド:VS赤黒中速ビート ○○
    • 1戦目:相手の《残忍な峰狼》の打撃力に鼻血を出しつつ、《スカースダグの高僧》を構えられたのでたまらず《硫黄の流弾》でこれを除去。そうこうしているうちにこちらの《物騒な群衆》が《上座の聖戦士》のバックアップを受け大成長を遂げ、そのまま空を飛んで撲殺。
    • 2戦目:序盤は静かな立ち上がりも、中盤からクリーチャー同士の相打ちが始まり、こちらが押され気味に。そこでまたも《冒涜の行動》が火を噴く。その後、こちらの《絞首台の守部》が《審問官のフレイル》を握りしめて、+1/+1カウンターを得た状態でいきなりの8点クロックを刻み始める。相手の土地事故によりこれを除去されず、そのまま勝利。



とりあえず2−0できましたが、第1ラウンドで1戦目を落としているため上位入賞はできず。ちなみに1位の@kitada_botはなぜかこの日でプロモカードの《アヴァブルックの町長》が(自分のパックからも出たりしたので)4枚集まるというアレな状態になりましたとさ。とりあえずおめでとう。


【今のところの感想】

  • リミテッドでは、変身カードは意外と変身してくれない。
  • リミテッドでは、陰鬱も意外とトリガーさせるのが難しい。
  • でかいフライヤーを用意できるかどうかが鍵。
  • 意外と除去が少ないので、ガンガン展開した方が特。ただし、相手のラスゴ系スペルに注意。