フライデー・ナイト・マジック(M12ドラフト)参戦記

久々の金曜祝日だったので、「なんだー構築じゃないのかよー」と思いながらノリで参加してみたら優勝しちゃったよ! お兄さんびっくりです。というわけで軽くレポ。
ちなみに8人1卓のM12ドラフトでした。最近まで家でやってたけど全然勝てないフォーマットだったので、ちょっと不安になりながらの参戦。


【ピック】

  • 1パック目:初手《血まみれ角のミノタウロス》からスタート。っていうかレアが《彼方の映像》とかだしどうやって使えと。しかし2手目《雪花石の魔道士》3手目《大石弓の精鋭》から白路線へ。《ギデオンの法の番人》《嵐前線のペガサス》等を確保。赤は上手で使われているのか、《ゴブリンの付け火屋》ぐらいしか収穫が無く、終了。青が結構な量流れていたので2パック目から青もありか?と思いつつ、白メインはほぼ確定。
  • 2パック目:初手《嵐血の狂戦士》から。《破滅の刃》があったけど流しちゃった☆ レアは《順応する自動人形》だし特別クリーチャーも人間に寄ってないのでスルー。2手目に《平和な心》でやっと除去ゲット。やっぱり赤は上手が使っているらしく、しかし白はあまり人気がない様子。そんなもんなので、白いクリーチャーを適当にピック。ただ、《ウスーンのスフィンクス》スルーはやりすぎだったような、でも《血のオーガ》取るしかなかったし、みたいな。
  • 3パック目:初手《セラの天使》からスタート。レアは《エルフの大ドルイド》だから完全スルー。っていうかレア弱すぎなんだよ・・・。《血のオーガ》《平和な心》の各2枚目とか《力強い跳躍》等のコンバットトリックを確保。あとは除去をカットしたりしながら適当に集めて終了。

できたデッキは下記の通り。

  • 土地 16
    • 9《平地》
    • 7《山》
  • クリーチャー 18
    • 2《ギデオンの法の番人》
    • 3《ゴブリンの付け火屋》
    • 2《雪花石の魔道士》
    • 2《嵐前線のペガサス》
    • 1《嵐血の狂戦士》
    • 2《血のオーガ》
    • 1《突撃するグリフィン》
    • 2《大石弓の精鋭》
    • 1《血まみれ角のミノタウロス
    • 1《流浪のグリフィン》
    • 1《セラの天使》
  • スペル 6
    • 2《平和な心》
    • 1《霊魂のマントル
    • 1《神聖なる好意》
    • 2《力強い跳躍》
  • 主なサイドボード
    • 《投げ飛ばし》《躁の番人》《焼却》《啓蒙》etc

白メイン赤タッチの高速ビート。1マナ圏5枚と2マナ圏5枚で序盤から果敢に攻め立てるアグロさが魅力。狂喜達成も割と容易なはずなので、デッキとしては80点ぐらいあげてもいいような気が。ただ、火力が全く取れなかったのが痛い。とはいえパワーの高いクリーチャーはそこまで多くないので、《投げ飛ばし》のメイン採用はアド損が怖い。今思えばメインに突っ込んで問題なかったような気もするけど。


【1戦目】赤緑恐竜 ○○
赤の火力メイン。《火葬》《ショック》《チャンドラの憤慨》といった火力で序盤をしのぎ、《暴走するサイ》《殺戮のワーム》等のファッティで一気に決める。赤メインなので《焦熱のヘルハウンド》が割とヤバい。

  • 1戦目:1ターン目に《ゴブリンの付け火屋》、2ターン目に《嵐前線のペガサス》と早めに攻め立てる。《不屈の自然》マナ加速をされつつも《ペガサス》が地道に稼ぐ。こちらがクリーチャーを出しては除去、が続くも、数で押すこちらの場が優勢。終盤に《ゴブリンのトンネル掘り》+《焦熱のヘルハウンド》+《狩人の眼識》で7枚ドロー(!!)というコンボを決められるも、《セラの天使》を追加して、押し切って勝利。
  • 2戦目:2、3ターン目に《嵐前線のペガサス》を展開、《大石弓の精鋭》が殴らざるを得ない状況で相手の《ヘルハウンド》と相打ち。その後《血のオーガ》《血まみれ角のミノタウロス》をガンガン展開。《殺戮のワーム》を素出しされるも《平和な心》で機能不全にして、そのまま《力強い跳躍》でねじ伏せる。



【2戦目】黒+青緑コントロール ○○
黒の《ソリン・マルコフ》《ソリンの復讐》コンボを搭載したコントロール。序盤から《薄暮狩りのコウモリ》《空回りのドレイク》で攻めることも可能。

  • 1戦目:《ゴブリンの付け火屋》から《血のオーガ》《嵐血の狂戦士》を展開。《氷の牢獄》で《狂戦士》が止まるも、《ギデオンの法の番人》で自ら剥がして再び攻め立てる。土地が偏っているため中盤相手に動きが無く、そのまま勝ち。土地の色が違っていたら《ソリン・マルコフ》《ソリンの復讐》が決まっていた様子。怖すぎ。
  • 2戦目:《セラの天使》《流浪のグリフィン》を含んだ遅い手札を1マリガン。《嵐前線のペガサス》から《血のオーガ》×2を展開、相手の土地ストップに乗じて一気に攻め立てて勝利。《聖なる狼》は《ゴブリンの付け火屋》が大の苦手ということがよくわかったマッチだった。



【3戦目】青黒中速ビート ○○
《センギアの吸血鬼》2枚、《復讐に燃えるファラオ》《ウスーンのスフィンクス》《幻影の像》というフィニッシャーの量が多い優良デッキ。さすが決勝卓、デッキパワーが違う。

  • 1戦目:かなりの長期戦に。序盤はうまく攻め立てられず、こちらの《ギデオンの法の番人》が《氷の牢獄》《帝国の王冠》で封じられ、《血のオーガ》が《精神の制御》で持って行かれ、《血まみれ角のミノタウロス》とにらみ合い。そうこうしている間に《センギアの吸血鬼》降臨。これには《ゴブリンの付け火屋》+《大石弓の精鋭》で対処するも《ウスーンのスフィンクス》降臨。《組み直しの骸骨》が墓地に落ち、グリフィンとペガサスとにらみ合いになり試合が止まる。《番人》は《霊魂のマントル》で復活するも再び《氷の牢獄》! なぜかプロテクション(クリーチャー)がついているせいで《魔道士》の対象にとれないため完全に置物に。しかし戦場は膠着。絆魂を付けた《ミノタウロス》がライフを稼いでいるおかげで、相手の唯一のクロック《エイヴンの瞬翼》では力不足。《復讐に燃えるファラオ》も《平和な心》で無事に対処、ついには相手のライブラリーアウトで勝利。スフィンクスさん、いくらなんでも5枚は削り過ぎです。
  • 2戦目:残り10分ということで慌ただしくサイドボーディング。相手にタフ1が少ないため《付け火屋》2OUT/《躁の番人》《投げ飛ばし》INでスタート。序盤から《魔道士》2体(1体はすぐに《破滅の刃》されたけど)と《ペガサス》が攻め立てる。《魔道士》に《氷の牢獄》も《力強い跳躍》で無事回避。相手の土地が3枚で止まっている間に狂喜クリーチャーを展開しては手札に戻される(《霊気の達人》《送還》)展開も、こちらがやや押し気味なまま推移。最後は《力強い跳躍》+《投げ飛ばし》のコンボで《魔道士》を飛ばして勝利。



【結果】優勝(勝ち点9、マッチ6−0)
というわけでマッチも6本負けなしの文句なし全勝優勝でした。レアなんて飾りだということが証明できたような、そうでもないような。1位なので《ぐらつく峰》のプロモを無事ゲット。前回の準優勝に引き続き、FMNは調子がいいみたいです。
ちなみに、8人参加なので24パック剥いた計算だけど、神話レアが《ソリン・マルコフ》1枚だけ、通常レアもしょぼいカードのオンパレードで賞品はちょっとアレでした。一応《堂々たる撤廃者》《復讐に燃えるファラオ》《無限の日時計》《思案(Foil)》をいただき。《幻影の像》は集めちゃってたし、《撤廃者》は次エキスパンションでフィーチャーされる「人間」なので、集めておいて損はないかと思いつつの1引き。普通に買うとなぜか高い値がついてるし。


一応プレインズウォーカーポイントも30ポイントたまった(参加1Pt+勝ち点9Pt。FMNなのでそれぞれ3倍)、のかな? とはいえ、しばらく金曜日に休みがとれないのでFMN参加は難しい気がする。また参加できそうな日があったら、そのときは良い結果を残せるように努力したいと思いました。まる。