持っている/持っていた安エフェクターの雑感・その3

どんどん書いてみます。
【7.PLAYTECH PTHM "HEAVY METAL"】 所持中

PLAYTECH史上、最も使える安価エフェクターとして名を馳せたHEAVY METAL

  • 価格:★★★★★
    • とりあえず、何も考えずに買えるレベル。強いて言うなら通販限定なので、これ単体で買おうとすると送料・手数料が上乗せされるので損した気分になるかもしれない、というところ。消耗品と一緒に購入すると吉。
  • 操作性:★★★
    • コントロールはGAIN、3バンドEQ&MIDの音域を決めるFREQ、LEVELの6種。メタル系歪みとしてはスタンダードだけど、安いエフェクターの中では圧倒的にコントロールが多い。じっくり作りこまなければいけない反面、応用性は高い。LOW、HIGHともにノイジーなのが玉に瑕。
  • 実用性:★★★★★
    • ずっとONであれば、ライブで使っても差支えない出来に仕上がっている。癖が無い反面これといった特徴もないので、感動するような音が出るわけではない点に注意。十分実戦レベル。



【8.PLAYTECH PTBOD "BASS OVERDRIVE"】 貸与中

PLAYTECH ベース用エフェクター BASS OVERDRIVE

PLAYTECH ベース用エフェクター BASS OVERDRIVE

ちょっとイレギュラーだけど、ベースの歪みを紹介してみる。ベースにARION MTE-1やBOSS OD-3などを使ってみてもなかなか面白いんだけど、さすがにベース用だけあって使い勝手は抜群。

  • 価格:★★★★★
    • これも何も考えずに買える。Amazonで本などと抱き合わせで買ってもいいかもしれないが、在庫切れの状態も多々あるので注意が必要。
  • 操作性:★★★★
    • コントロールBOSSのODB-2を踏襲している。GAINやLEVELの他、DRY音(原音)と歪みのMIX具合を調整できる。非常に使いやすい。適当にかけてもそれっぽくなるが、ファズに近づく程度には深く歪むポテンシャルがあるので、軽い歪みだとブーミーになりやすいのが難点。
  • 実用性:★★★
    • 実戦レベルにするにはノイズが多少気になるが、ロックなアンサンブルの中では気にならないと思われる。ベースはバッファの音痩せが如実に出るが、それをよしとするかどうかは使い手の判断。個人的にはどんどん使っていいと思うんだけどなぁ……。ベースの歪みは難しいです……



【9.BEHRINGER UZ400 "ULTRA FUZZ"】 所持中

Behringer UZ400 Classic Fuzz Distortion Effects

Behringer UZ400 Classic Fuzz Distortion Effects

耐久性に難があるがとにかく安い、BEHRINGERのファズ。ファズペダルって高いからなかなか手を出せない中で、これはとてもうれしいラインナップ。

  • 価格:★★★★★
    • このシリーズで紹介している中でも格段に安く、ツブレタ並。プレテクと違って店頭に置いてあるのもいいところ。
  • 操作性:★★★
    • GAINの反応に癖がありすぎたり、TONEの効きがよくわからないカーブだったり、LEVELが一気にどーん!と上がったりするけど、慣れです。とりあえず踏めばそれっぽくなります。
  • 実用性:★★
    • 抜けのいいファズか、と言われると首を傾げてしまうかもしれない……。飛び道具として使う時専用として割り切れば優秀。あとは筐体の壊れやすさや電池の交換、ACアダプタ使用時のノイズがどうにかなれば……って欠点ばっかりだな。でも音はそれなりにいいよ!