アリアンロッドRPG 2E 変更点まとめ その1:ルール変更点
さて、この季節がやってまいりました。今回も「かなでごと」は本気を出します。出さないかもしれません。
アリアンロッドRPG 2E ルールブック(1) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 菊池 たけし/F.E.A.R.,佐々木あかね
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/07/20
- メディア: 文庫
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なお、赤字部分が前作からの変更点となります。前作に精通されている方は赤字部分を中心に拾っていただければOKです。
【ルーリング変更点・キャラ作成・成長】
- キャラクター作成時に自動取得スキルは獲得できるのはメインクラスのみ、成長可能
- たとえばウォーリアであれば、《バッシュ》が自動取得となった。これはレベルアップの際に成長させることができる。
- ちなみに、《ボルテクスアタック》については(詳しくは次回以降に解説しますが)スキル枠を使ったスキルに変更になった。SLではなくCLを参照することは変わらないものの、タイミングの変更・ダメージの固定化等、全くの別スキル扱いとなった。
- たとえばウォーリアであれば、《バッシュ》が自動取得となった。これはレベルアップの際に成長させることができる。
- レベルアップのタイミングでしかフェイト上昇・クラスチェンジができない
- 今までの「経験点を支払うことでクラスチェンジ・フェイト上昇」というシステムを排除、すべてレベルアップ時に上昇するようなシステムに変化。選択できるのは下記の通り。
- スキル3つ分の取得
- スキル2つ分の取得+クラスチェンジ
- スキル2つ分の取得+フェイト1点上昇
- 今までの「経験点を支払うことでクラスチェンジ・フェイト上昇」というシステムを排除、すべてレベルアップ時に上昇するようなシステムに変化。選択できるのは下記の通り。
【ルーリング変更点:戦闘関係】
- メインプロセスの変化
- マイナーアクション・メジャーアクションを変化、下記の5つに分類。それぞれ取れる行動が決まっており、回復できるバッドステータス(後述)もそれぞれのアクションに割り振られている。大きな変更としては、「ムーブアクション」の追加である。移動に関するアクション枠の新設、という意味合いが大きい。
- ムーブアクション:移動に関する行動。一部バッドステータス回復に消費。
- マイナーアクション:従来通り。一部バッドステータス回復に消費。
- メジャーアクション:従来通り。武器攻撃、攻撃用のスキルを使用。
- リアクション(相手方):従来通り。
- フリーアクション:手番を消費しないでできる程度の行動を行う。装備のポイ捨て等。
- なお、今までメジャーアクションを消費していた《離脱》《全力移動》等は、ムーブアクション+マイナーアクションを消費するのみとなり、メジャーアクションまで影響を及ぼさなくなった。
- マイナーアクション・メジャーアクションを変化、下記の5つに分類。それぞれ取れる行動が決まっており、回復できるバッドステータス(後述)もそれぞれのアクションに割り振られている。大きな変更としては、「ムーブアクション」の追加である。移動に関するアクション枠の新設、という意味合いが大きい。
- バッドステータスの全面改訂
- バッドステータスを全面的に見直しした模様。新しいバッドステータスが新設されるなどの試みが。
- 逆上:《プロヴォック》状態がバッドステータス扱いに。対象以外への行為判定-2D。弱体化。《プロボック》で付与可能。
- スリップ:前作「転倒」。移動を行なえない。ムーブアクション使用で解除。マイナーを消費させられないため、若干の弱体化。《アースバレット》等で付与可能。
- スタン:前作「マヒ」。マイナーアクションを行なえない。マイナーアクション使用で解除。こちらもスリップと同様の理由で若干の弱体化。《スタンアタック》等で付与可能。
- ノックバック(X):前作該当無し、新規バッドステータス。そのラウンド中、「Xの値×5」だけ行動値が減少。クリンナップに自動回復。《ハンマーフォージ》等で付与可能。
- 毒(X):前作「毒」。ほぼ変更無し。毎ターン、クリンナッププロセスにX点分のHPロス*1。戦闘終了時に回復。《インベナム》等で付与可能。
- 放心:前作「放心」。変更無し(行為判定、リアクション判定に-1D)。クリンナップに自動回復。《ウォータースピア》等で付与可能。
- バッドステータスを全面的に見直しした模様。新しいバッドステータスが新設されるなどの試みが。
【ルーリング変更点:判定関係】
- フェイト使用法に関する変更点
(例)白兵攻撃(長剣)の命中判定に《アームズマスタリー:長剣》(パッシヴ:+1D)、《インビジブルアタック》(マイナー:+1D)及びフェイト2点を使用して6Dを振ったときのダイスロールを振りなおす場合
- 旧ルール:4Dで振り直し(フェイト増加分を加味しない)
- 新ルール:6Dで振り直し(フェイト増加分を含めて振り直し可能)
次回はいよいよスキルに関する変更点を記載!……したいけど、変更点が多すぎて変更どころじゃないという状態に。どういう書き方をするかもまだ決めていないが、地獄になるぜ。
*1:新用語。軽減不可能なHP減少のこと。