今更だけど「新たなるファイレクシア」プレリの話

去る5/8にシータショップ仙台店さんで開催されたプレリリースイベントに参加してきました。「ミラディンの傷跡」×3+「新たなるファイレクシア」×3の6パックを使ったシールド戦です。


できたデッキは確かこんな感じだったはず。

【クリーチャー】16

  • 1 《不退転の大天使/Indomitable Archangel》
  • 2 《探知の接合者/Sensor Splicer》
  • 1 《縫合の僧侶/Suture Priest》Foil
  • 2 《金切り声のシルカウ/Screeching Silcaw》
  • 1 《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer》
  • 1 《大建築家/Grand Architect》
  • 3 《尖塔の監視者/Spire Monitor》
  • 1 《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》
  • 1 《危険なマイア/Perilous Myr》
  • 1 《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem》
  • 1 《先駆のゴーレム/Precursor Golem》

【スペル】8

  • 2 《心理の障壁/Psychic Barrier》
  • 1 《冷静な反論/Stoic Rebuttal》
  • 1 《よじれた映像/Twisted Image》
  • 1 《金屑化/Turn to Slag》
  • 1 《知性の爆発/Cerebral Eruption》Foil
  • 1 《有毒の蘇生/Noxious Revival》
  • 1 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》


【土地】17

  • 5 《平地/Plains》
  • 6 《島/Island》
  • 6 《山/Mountain》

【主要サイドボード】

  • 2 《浮上マイア/Hovermyr》
  • 1 《はらわた撃ち/Gut Shot》
  • 1 《忠実な軍勢の祭殿/Shrine of Loyal Legions》

どの色にも除去がないという絶望的な状況の6パックの中、フライヤーが多かったので「飛んでる奴でなんとかしよう」という発想に。しかし、除去は多いはずなのに《粉砕》も《電撃破》も《電位の負荷》も《石弾化》も《存在の破棄》も《拘引》も《強制された崇拝》も《グレムリン地雷》も、何もかもない、という悲惨な状態。せめて1枚あった《金屑化》と、運よくFoil封入されていた《知性の爆発》に賭け。あと《オキシダの屑鉄溶かし》は立派な除去と言い張ることでなんとかしようとしました。
とりあえず引けた「〜傷跡」のレア4枚がどれも強力だったので、この色を全部使ってカードパワーで押し切ろう、という形で組み上げました。言ってしまえば、《浮上マイア》と《シルカウ》が2/3、《尖塔の監視者》が4/4になる《大建築家》頼みのデッキです。引ければ早期に《〜のゴーレム》もキャストできるというお得なクリーチャー。あとはカウンター3枚でうまくアドバンテージを稼げれば、といったところ。

  • 【1回戦 VS緑白金属術】×-×
    • 1戦目:2ターン目に《きらめく鷹》、3ターン目に《きらめく鷹の偶像》。早すぎる。そのままボコられてgg。
    • 2戦目:土地事故の間に相手の《とどろくタナドン》が素敵に降臨して負け。《シルヴォクの生命杖》でライフもよくわからん値になっていて完敗。
  • 2回戦 VS青黒緑非感染】○-○
    • 1戦目:《ドロスバッタ》+《危険なマイア》&《精神クランク》でこちらのライブラリーがすっきりさせられるも、ライブラリーからめくれた《大建築家》を《有毒の蘇生》から回収して降臨。そのまま《シルカウ》と《尖塔の監視者》が相手をフルボッコ
    • 2戦目:《先駆のゴーレム》が《大建築家》で早々に登場。パンプアップ。カウンターで反撃を封じてgg。
  • 【3回戦 VS白黒非感染】×-○-○
    • 1戦目:相手の除去の多さに展開が追いつかないが《知性の爆発》が炸裂しうまいこと盤面整理。攻防が膠着していたが、相手の《執行の悪魔》が降臨してそのままgg。《ぎらつく油》の除去能力が半端じゃない。
    • 2戦目:2ターン目にこちらの《縫合の僧侶》が降臨。以後こちらのフライヤー展開と相手の除去の1対1交換が続く(《ぎらつく油》で《縫合の僧侶》が、《強制された崇拝》2枚で《先駆のゴーレム》《尖塔の監視者》が、《拘引》で《不退転の大天使》が…etc)も、さすがに《尖塔の監視者》3枚とゴーレムトークンは捌ききれなかった。
    • 3戦目:今度は相手の2ターン目に《縫合の僧侶》が降臨し、さらに《清純のタリスマン》。ライフレースが膠着するも、金属術を達成した《シルカウ》が果敢にライブラリーを落とす。除去や《執行の悪魔》を軒並み墓地に落とす。相手の《変換室》が回りだすが、《大建築家》が降臨、大きくなった《シルカウ》《ニューロックの透術士》が《尖塔の監視者》と一緒に殴りかかって勝負を決めた。

【総評】
なんていうか、レアゲー。さすがにリミテの《先駆のゴーレム》は伊達じゃない強さでした。《不退転の大天使》とか《大建築家》とのシナジーが恐ろしかったという印象です。《大建築家》は単純にパンプアップやマナ加速としても使えるので、綺麗にマナが出て早めに展開すると恐ろしいことになります。
ちなみに、「新たなるファイレクシア」のレアは《純鋼の聖騎士》《金屑の悪鬼》《シルヴォクののけ者、メリーラ》でした。装備品もアーティファクトもほとんどないのにどうしろと。あと、のけ者は本当にのけ者でした。
ちなみに、他の卓では《槌のコス》+《漸増爆弾》が降臨したり、《エリシュ・ノーン》が相手をフルボッコにしていたようです。怖ぇ。
シールドも久しぶり(というか10年ぶり)にやると楽しいですね。個人的にはドラフトの方が好きなんですが、十分楽しめました。