12/23 Friday Night Magic参戦記録
やれ三連休だのクリスマスだのそういった素敵な響きが邪魔をして、久しぶりの金曜祝日だということに直前まで気付かなかった俺がいる。金曜祝日といえばフライデー・ナイト・マジックじゃなイカ! というわけで参戦してきました。いつぞやのブースタードラフト以来の参加になります。
【オリヴィアさんを使いたい】
世界選手権ではかのDavid Chapinが使用したことで話題を集めた《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren(ISD)》。何とかしてこのお姉さんを使ってデッキに出たい!と思いつつも、コピーもなんだかなぁ、と思っていろいろと試行錯誤。
- 赤黒スライ組んでみる
- マナフラッドの時に出たら強いけど、多分その時は負けてる
- ……まてよ……マナフラッド?
- じゃあマナがたくさん出るデッキに入れたら強いんじゃねぇの?
- マナ出すのは緑か。緑と赤黒ってなんだ? ジャンドか?
- 緑と赤黒…………はっ、緑赤と黒……?
というわけで電波受信して作ったのが下記のデッキです。
- 土地 26
- 5 《森》
- 4 《山》
- 1 《沼》
- 4 《銅線の地溝》
- 4 《根縛りの岩山》
- 1 《流髑髏の山頂》
- 1 《森林の墓地》
- 4 《墨蛾の生息地》
- 2 《ケッシグの狼の地》
- クリーチャー 15
- その他 19
- 4 《不屈の自然》
- 4 《太陽の宝球》
- 3 《感電破》
- 2 《喉首狙い》
- 1 《破滅の刃》
- 3 《金屑の嵐》
- 2 《緑の太陽の頂点》
- サイドボード 15
というわけで、メタの代表格:赤緑ケッシグに黒をタッチした感じのアレです。基本的には赤緑ケッシグと使い方は変わらないんですが、このデッキだと最速3ターン目に降臨するオリヴィア姉さんは、いろんなデッキ相手に活躍が見込めます。
- 対同系
- 飛行クリーチャーのため《ガラク》を牽制できる
- 《墨蛾の生息地》を有無を言わさず打ち落とす
- 対コントロール
- 《破滅の刃》で死なない
- 後半のフィニッシャーを奪える可能性がある
- 対ビートダウン
- マナさえあればピンガー無双できる
- 1回でも強化できれば《金屑の嵐》も生き残れる
なんというユーティリティお姉さんでしょう。
【本当にフライデー出ちゃった】
「こんなイカレた発想のデッキで勝てるはずねーよwww普通に赤緑ケッシグにしろよwww」と思いながらもとりあえず参戦。サイドボードは適当。《死の支配の呪い(ISD)》はダブルシンボルなので諦めたけど、タッチ黒の恩恵を考えた結果《記憶殺し(SOM)》を入れてみた。単なるおしゃれポイント。
- 1回戦 Bye ○○
- お店のお兄さんに「いつもByeしてるよね!」って言われたなう。
- 2回戦 VS白単ビートダウン ○×○
- 除去をはじく厄介なカードが多目で困るなど。
- マッチ1:《ミラディンの十字軍》に上手く《感電破》を合わせられたので、その間にとっととマナ加速して赤タイタンを2枚連打して勝利。
- マッチ2:オリヴィアさんはチャンプブロッカーとしての役割を全うしました。赤タイタンを引っ張ってきたけど《信仰の戒め(ISD)》が付いた7/7《教区の勇者(ISD)》に撲殺される。
- マッチ3:単体除去→全体除去→赤タイタン→緑タイタンと決まってGG。
- 除去をはじく厄介なカードが多目で困るなど。
- 3回戦 VS黒単コントロール ○○
結果:優勝(オリヴィアさん全く活躍せず)
優勝はたまたまだしByeのおかげです。ありがとうBye。さよならBye-Bye元気でいてね。
しかしその後フリープレイをするとオリヴィアさんも結構無双したりしてました。
- VS《出産の殻》:相手の《ワームとぐろエンジン(SOM)》とタイタン相打ち→《金屑の嵐》後、8マナ揃った状態で降臨。相手投了。
- VS白青ビートダウン:全体除去後《刃砦の英雄(MBS)》の返しで登場、そのままコントロールを奪って勝ち。
基本的に緑タイタンアクセス後は8マナが確定しているので、その後の状況に登場して1ターン生き残ればクリーチャーのコントロールを奪えるのが強み。当然、両十字軍には役立たずなんですけど。
結論:もしかして《ガラク》のほうが強いんじゃ。