HORN AGAIN/the pillows
ようやく重い腰を上げて先日のエントリのCDを全て聴くことができた。正直バインもバンプも濃いので薄味のピロウズからリピートすることに。一晩聞いた感想をば。適当注意。
- Limp tomorrow
- 前作のDance with Godのような立ち位置。ライブもこれから始まるんだろうなぁ。Dance〜はギターの掛け合いが楽しい曲だったけど、今回はちょっとダルめの定番オルタナスタイルという感じ。歌い方も遊びが入っててユニーク。正直ファン以外はおいてけぼり。地味曲その1。
- Give me up!
- Movement
- Lily, my sun
- Biography
- 「シリアス・プラン」とか「Split Emotion」とか、そんな感じのギター遊びが面白い。最近のピロウズ内ブームで作った曲だろうか。歌詞も若手と自分たちを重ねて書いているんだろうか、妙な厳しさとやさしさと意地が垣間見える。地味曲その2。あと地味に今回の「あぅいぇー」曲。
- Sad Fad Love
- 「Rodeo star mate」は収録されなかったけど、そのカップリング曲が収録。収録理由はAcross〜あたりと一緒で「こういう雰囲気の曲が欲しかったから」とかそんな感じじゃないかと推測。確かにこの流れでこういう音の曲が欲しいな、という部分ではあった。地味曲その3。
- Nobody Knows What Blooms
- EMERALD CITY
- Brilliant Crown
- Beyond the Moonマーク2です。こういう歌詞でこういう曲をアルバムで1曲はやらないと、本人の気がすまないんだろうか。夢は言い続けて叶えろ、ってことなんでしょうか。
- Doggie Howl
- ポイズンキター! やっぱりアルバムの最後はこういう曲があると「ああピロウズ聴いたなぁ!いいなぁ!」っていう気分になりますね! Rookie Jetのノリで歌詞はPOISON ROCK'N'ROLLな感じ。最高。
【総じて】
順当なピロウズのアルバム。退屈な人には退屈だし、好きな人は家でも車でも流し続けてOKなアルバム。OOPARTSのときも同じこと言ったかな俺。言ったな俺。ただ、「PIED PIPER」「OOPARTS」みたいな出来を期待して買うと、キャッチーな曲がないため裏切られた気分になる可能性大。
「ペナルティーライフ」とかカップリング集が好きな人は楽しめるんじゃないかと。オルタナサウンドが好きな人かどうかを見分ける踏み絵としてどうぞ。
- アーティスト: the pillows
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: CD
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*1:そういう意味では、Wake Up!〜のシングルの浮きっぷりはひどかった気がする。