PLAYTECH PTHM HEAVY METAL使用レポート

俺はメタルとかやらないけど、ノリで購入。

所感

  • ハードウェアがダイキャスト製(スイッチ、ノブも割としっかり)。¥2,980の割に高級感がある。
    • コントロールはLEVEL、3BAND EQ(LOW/MID/HIGH)、FREQ、DIST。
    • LEVELは12時で原音そのままのレベル。分かりやすい。
    • 3バンドイコライザ。MIDは200〜5000の間で周波数帯を帰るFREQ付。音作りにはかなり便利。
  • DISTツマミはちょっとひねるだけですぐ歪む。まんまMT-2。
    • 12時にするともうドンシャリ、というかシャリシャリ。低音はかなりカットされる。EQで補正可能。この状態のミュートは気持ちいい。当たり前だけど。
    • 3時辺りから急激にノイズが多くなる。まぁ、普通はここまで回さないだろう。どちらかというとファズっぽい音になる。ノイズ系やるなら飛び道具になるかも。
  • コードの分離感はイマイチ。バッキングや3音パワーコードにはあまり向かないかも。2音パワーコードや中音域ソロが一番生きるエフェクタ。
  • バイパス音は結構痩せる。でも、このエフェクタ使うなら何かしら常にかけてるだろうから、あまり気にする部分ではないだろう。

ハイゲイン時のノイズさえ気にしなければ、かなり使えるエフェクタだと思う。正直、安すぎる。BOSSのMega DistortionやMETAL ZONEのような個性はないけれど、音作りの幅の広さは特筆すべきものがある。癖がないので、いわゆる「これぞ○○」みたいな音にはならないので、「PLAYTECHのHEAVY METALが一番好きです!」と言ってる人は音作りの幅広さを買ってるんだろう。*1
個人的にはLEVEL12〜1時、LOW3時〜MID3時(FREQ9時)〜HIGH11時、DIST8〜9時ぐらいで作った普通の(?)ディストーションっぽい音が好みだった。名前と違って、こういった使い方のほうが向いている気がする。この場合のノイズはほとんど気にならない。

*1:もしくは、しょしんしゃ(笑)