イニストラード身内ブースタードラフト第3回

今回からはtokeimawariのパックでブードラです。kitada_botのパックが大当たり(リリアナ、ガラク、瞬唱、他各種土地等)だったので、外れレアが多いんじゃないかという恐怖に震えながらのパック開封と相成りました。今回も着衣による色主張が続行されたりしています。なお、面子は第1回から全く変わっていません。
まさかの大混戦になりました。それでは結果をご覧ください。


【ピック順】(1、3パック目。2パック目は逆順)
kukukuwakame → nucoca → SK → tokeimawari → kitada_bot


【対戦結果】
1位 SK(3−1)青赤

  • 主なピック(パック目. 順目)
    1. 《小悪魔の遊び》 2《肉屋の包丁》 3《礼儀正しい識者》
    2. 1《轟く激震》 2《縫い合わせのドレイク》 3《その場しのぎのやっかいもの》
    3. 1《戦場の霊》 2《夜の歓楽者》 3《月鷺》
  • 今日は狙ったように青い服を着てきて「青だなぁ」とかボソリとつぶやく。一引きこそX点火力の《小悪魔の遊び》だったものの、狙い通り青が独占色となり、パワーのあるスピリット・ゾンビ集団の織りなす華麗な飛行ビートが出来上がった。ピック表を見てもおよそ7割が青に割かれており、こりゃ強いわ、と納得するしかない。《戦場の霊》は2体確保している上に2枚の《ランタンの霊魂》という除去不可能クリーチャーも確保。飛行戦術を後押しする《肉屋の包丁》も早めの確保。そして地上を固める《要塞ガニ》《甲冑のスカーブ》と、隙のない構成。安定の2色というのも大きかったが、なぜか土地の引きが悪い部分もあり、「土地が来ないなぁ。もしかして全く入れてないんじゃないか」との名言を残している。



2位 nucoca(2−2)緑白

  • 主なピック(パック目. 順目)
    1. 《ケッシグの檻破り》 2《叱責》 3《忌まわしき者の処刑者》
    2. 1《絞首台の守部》 2《ガツタフの羊飼い》 3《憤怒を投げるもの》
    3. 1《暗茂みの狼》 2《小村の隊長》 3《ガツタフの羊飼い》
  • 2勝ラインで3人が並ぶ大混戦となったが、1位相手に唯一土を付かせているため2位。ようやく満足のいく成績が残せたようである。今日の服は濃い緑に白のチェックが入ったワンピース。1引きの強力レア《ケッシグの檻破り》、以下《叱責》《忌まわしきものの処刑者》と着衣通り緑白路線へ。途中《ガツタフの羊飼い》2枚を得たにもかかわらず、人間&狼ビートの皮を被って攻め立てた挙句、最後の数点はスピリット軍団によってもぎ取って行くという二段構えのビートダウン。《叱責》《大物潰し》《レインジャーの悪知恵》に加え、緑白の分際で《猛火の松明》による除去も備えているなどコンバットトリックも安定。前回自分がクソビートを使っていたが、今回は同卓者に押し付けている形に。なんと不埒な輩か。



3位 kitada_bot(2−2)黒赤

  • 主なピック(パック目. 順目)
    1. 《忌むべき者の軍団》 2《霊炎》 3《苛まれし最下層民》
    2. 《ステンシアの血の間》 2《流城の貴族》 3《ケッシグの狼》
    3. 1《霊捕らえの装置》 2《肉切り屋のグール》 3《残忍な峰狼》
  • 風邪を引いていたらしく箱ティッシュを持参。他人にうつすなよ・・・。まさか隣同士でカラーリングがもろ被りするという悲惨な目にあった人第1号。1引きの神話レアから黒路線へ行くものの、カードが集まらず微妙なカード構成に。本日も持ち前の右手力は健在であり、1ターン目《流城の貴族》2ターン目《うろつく餌食の呪い》というブン回りを2、3回見せた。とはいえ後続がいないと意味は無いので、基本は吸血鬼能力+ブロックできなくなるコンバットを組み合わせたビートダウン戦略を展開。放っておくとどんどん大きくなるため、なかなかの爆発力を誇った。リソースの消費が激しくクリーチャーのタフネスも全体的に低いため、《悪魔の鎖帷子》は結構な確率で置物に。ちなみに、持ってきたティッシュ箱もまた、大して活躍せずに、挙句我が家に置き忘れられるという置物と化していた。



4位 kukukuwakame(2−2)黒緑タッチ赤

  • 主なピック(パック目. 順目)
    1. 《深淵からの魂刈り》 2《ホロウヘンジのゴミあさり》 3《墓所の茨》
    2. 1《骸骨の渋面》 2《果樹園の霊魂》 3《霊炎》
    3. 1《森林の捜索者》 2《黴墓の大怪物》 3《硫黄の流弾》
  • 隣同士でカラーが被ってしまった悲惨な人第2号。こちらも1引きの《深淵からの魂刈り》から黒に行かざるを得ず、結局完成したのは所謂クソビートという悲しいデッキ。デーモンを引くまではひたすらクソビートで耐える、耐えるという哀愁漂うデッキとなってしまった。ただ長期戦になれば6/6飛行のおかしいデーモンさんがなんとかしてくれるので、それまで耐えるように《霊炎》《ホロウヘンジのゴミあさり》《墓所の茨》《森林の捜索者》でひたすら耐え忍ぶ。ライフは《骸骨の渋面》が付いた《マルコフの上流階級》がなんとかしてくれるんや!と力説。頼りどころがここだというのが誰から見てもバレバレなため、閉所恐怖症になったりバウンスされたり戦う気を無くしたりとさんざんなソリン妹であった。全米号泣必死。ソリンさん助けにきてやれよ。あんたの妹が蹂躙されとるぞ。



5位 tokeimawari(1−3)白緑タッチ黒

  • 主なピック(パック目. 順目)
    1. 1《スレイベンの歩哨》 2《悪鬼の狩人》 3《ただれ皮の猪》
    2. 1《肉屋の包丁》 2《エストワルドの村人》 3《スレイベンの歩哨》
    3. 《血の贈与の悪魔》 2《アヴァシン教の僧侶》 3《礼拝堂の霊》
  • またお前かよ乾杯デーモン! 前回もタッチして投入した割には1回も場に出なかったやないかーい!(髭男爵風に)というわけでまたデーモンに踊らされて最下位を踏んだ馬鹿でーす。ハハッ! デッキ自体は《アヴァシン教の僧侶》というタッパーを2体携え、《悪鬼の狩人》《信仰の縛め》《捕食》《大物潰し》《緊急の除霊》《死体の突進》と除去を組み込み、ガラガラになった戦場に(なかなか変身できない)変身クリーチャーで特攻するという、リミテッドでは鉄板の戦術を貫いたデッキ。しかし、ここにきて「イニストラードの除去は、使える状況が限定されているため、とても使いづらい」という現実をいやというほど味わうことになった。人間に《信仰の縛め》は聞かず、クリーチャーがいなければ《捕食》できず、《死体の突進》は墓地にクリーチャーがいないと使えない。そしてスピリットはパワー3のため《大物潰し》は効かない。FU○K! あ、前回に引き続き、乾杯デーモンは一度も場に出なかったことを付記しておきます。マナは揃ってたやないかーい!(髭男爵風に)