Blackstar HT-DRIVE OD-1試奏レポート

安くなって、購入が現実味を帯びてきた。ちょろっと弾いてみた。
使ったのは、EDWARDS E-TE-92CTM/LT→Hughes&Kettner MATRIX。
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感想
ブリティッシュというよりはアメリカンな感じの、乾いた荒々しい歪み。オーバードライブとは銘打ってあるけど、ディストーションペダルとしても十分に使用可能。そういう意味では、BD系の音(BOSS BD-2とかDigitech SCREAMIN' BLUESとかBoot-leg Rock'n'roll Partyとか)に近いかも。実際、近い音も出せた。ピッキングニュアンス、Vol・Tone追従性もそこそこ。違うのは、低音がきちっと出てノイズレス、ってところだろうか。真空管が半分剥き出しだから、蛍光灯ノイズは拾っちゃうんだけど。
この手のペダルって自ずと各パラメータの「ベストポジション」が決まってくるんだけど、TONEやGAINをいろんなところに設定しても、それっぽい音が出るのがすごいところ。

  • GAIN12時:ギターの個性を削がずに歪み、かつ荒々しく歪む。低音の出音も及第点。
  • GAIN9時:このレベルまで落としても音が篭らない。アンプのナチュラルな歪み感が出て、低音を削がない。
  • GAIN3時:結構ギンギンな音。メタルっぽい音に。

個人的には、GAINの可変幅が急すぎて12時以降に設定しない*1と思うし、TONEの効きも同様に極端かな、と感じた。あと、サイズはどうにかしたほうが良かったのでは。見かけ倒しじゃないからいいけど、エフェクタボードには積めないよ、このサイズ。話によると、中も基盤が二つはいってて結構ぎっしりらしい。重いしなぁ。
ただ、十分な戦力になることに変わりはないので、購入を検討してみようかと思う。
ああ、またベース購入が遠のいていく……

*1:これとは別にディストーションのラインナップもあるんだから、そこまで歪まなくてもいいのに……。